写真の新しい箱 Zino No.6 はキューバ製ではなくドミニカ製です。
見たところ結構良い材を使ってる感じなんですが、最近のシガーボックスにしては珍しく裏板が「単板」一枚板なんですね。表の蓋だけは合板ですが枠も一枚板でできていてしっかりとした作りです。
枠の形状が膨らんでいるので、ネックの取り付けをどうするかいろいろと思案して数ヶ月。ちょっと面倒な加工が必要なんですが、ようやく決定し一本仕上げてみました。
箱の裏を使用しているのですが、これがよく鳴るんですね。マホガニー系ウクレレの音に近いです。
Zino No.6 という箱はコンサートサイズにぴったりです。同じ作りでひと回り小さい Zino No.7 の箱でもソプラノを製作中です。また Zino No.6 ではリゾネイター式も製作しており、どれも近々ラインナップに加えますのでご期待ください。
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