シガーボックスウクレレというと、ウクレレ好きの方が「元祖」と思い浮かべるのがサミュエル・カマカJr.が1940年代に作ったと言われるKamakaのシガーボックスウクレレではないでしょうか。
シガーボックスでウクレレをDIYで作るというのは第二次大戦前はそれほど珍しいことではなかったようで、ギター、バンジョー、フィドル(ヴァイオリン)などと並んで古い雑誌の記事や写真でいくつも確認できます。しかしウクレレの世界ではKamakaという超有名なメーカーが作ったということで素人のDIYではない全く別の意味を持っているようです。また見た目でもその独特な形状のヘッドストックが他のシガーボックスウクレレとは一線を画しています。作る側から見ても当時使われたシガーボックスが今とは違って杉の単板でできているのがなんともうらやましい限りです。
この当時のシガーボックス "Sam'l J. Davis y Ca 1886" はもう手に入らないと思っていたら、なんと最近ひょんなことから続けて2個入手することになりました。これはもうKamakaシガーボックスウクレレのレプリカを作るしかないなということでProject開始です。
まずは資料を集め、図面を、と思っていたら・・・・・ (続く)
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